こんにちは 佐元工務店です。
家を建てるということは、人生の舞台をつくるようなもの。
心地よく、安心して過ごせること。自分らしくいられるその時間が長く続いていく場所であること。
私たちは、そんな“ウェルビーイングのステージ”をつくる仕事に携わっています。
では、同じように人々の暮らしに寄り添い、地域から支持され続けている企業は、どのような価値を提供しているのでしょうか。その問いから今回の取材は始まりました。
今回お邪魔したのは、仙台市若林区古城の国道4号線沿いにある、ネッツトヨタ仙台遠見塚店さん。
ガラス張りのショールームはとても明るく、フロアも広々としているので開放感があります。
商談用のテーブルも、観葉植物のグリーンがほどよく仕切ってくれているので、まわりを気にせず、カフェのようにゆったり過ごせる雰囲気があります。
ただ、今はよく見るこのスタイルになるまでも試行錯誤があったようです

お話をうかがわせていただいたのは、ネッツ仙台株式会社副社長の守川雷太さんと遠見塚店店長の坂本修司さん。
「昭和から平成初期にかけては、お客様と営業担当者の結びつきが強く、ご自宅へ訪問し、車を選んでいただいた上で納車するというスタイルが主流でした。その後、平成11年にネッツ店として来店型の店舗へと大きく舵を切ります。」と、会社の業態転換当時を話してくださる店長の坂本さん。
ネッツ仙台店は、特にファミリーカーやミニワンボックスカー、女性の入門カーともいえる車種が売りだったこともあり、女性が気軽に立ち寄れる雰囲気づくり、キッズスペースの拡充や無料ドリンクサービスの導入など、気軽に来店していただけるような店舗環境の充実を図りました。
キッズスペースは、子どもたちが思い切り楽しめる規模と内容を備えた空間を実現しました。
それまでは車の販売店というと、お客様も従業員もおじさんがいる店という印象だったと思いますが、
来店そのものが家族にとっての「楽しみ」となるような店舗づくりが意識されています。
さらに、点検パックの会員様向けには月2回まで無料で利用できる洗車サービスを開始。ゆとりある洗車スペースを確保することで、来店そのものが快適な体験となるよう工夫が重ねられています。
ただ、現在では主流となった来店型スタイルも、導入当初から順調だったわけではありません。
最初の3〜4年はお客様に新しいスタイルがなかなか浸透せず、従来通り近隣のお宅を訪問したり、店頭での呼び込みを行うこともありました。
ネッツブランド特有の親しみやすさを活かし、地域イベントやフェアを実施し来店を誘致しました。有名レーサーを呼んだり、ミニ4駆のレース場を作ったり、車のペイントを体験するなど趣向を凝らしたイベントも行いました。
そうした地道な取り組みを重ねた結果、現在では週末になると洗車サービスを利用するお客様で行列ができるほど、多くの方に親しまれる場所となっています。
広い場所を確保したキッズスペースは子どもたちが遊べる大型遊具や絵本が揃っているほか、マッサージチェアなどの大人が待ち時間を楽しめる設備もあります。
大通りに面した出入りしやすい場所にお客様の洗車スペースを配置。拭き上げのスペースも広く確保され、「日常的に気軽に立ち寄っていただきたい」という思いが表れています。洗車設備も進化しており、従来のタワシのようなブラシではなく、ウェットスーツのようなやわらなな素材で洗うため細かな傷がつきにくく、安心して愛車に利用できるそうです。
「お客様が幸せを感じてくださることが、私たちにとっての幸せです」と話してくださった副社長の守川さん。
お客様の幸せを突き詰めて考え続けることで、より良い価値を提供でき、それが喜びとして返ってくる。
そうして生まれる喜びの積み重ねが、結果として幸せを広げていく――そのような循環が、この仕事の根底にあります。
小学生以下の子どもたちに向けて、様々な体験の機会等を提供する「そらっこくらぶ」という子ども会員制度を10年以上継続してきました。その中で、来店そのものを楽しんでもらえるよう、お子様の来店毎にポイントを付与し、獲得ポイントに応じてオリジナルグッズ等をお渡ししております。
そして、一定条件はございますが、保護者に付き添われて遊びに来ていた子どもたちが、やがて免許を取得する年齢を迎える――その節目に、私たちも“子どもとしての来店からの卒業”をともに喜び、自動車免許取得時の学費を一部サポートするという取り組みも行って参りました(現行の会員制度は2028年にリニューアル予定)。
一方で、長くお付き合いのあるオーナー様の中には、免許返納の時期を迎え、乗用車からC+walk(トヨタの移動支援モビリティ)に乗り換えて帰られた方もいらっしゃいました。
ゆりかごから墓場までという言葉がありますが、まさにお客様一人ひとりのライフステージに伴走する仕事であることを、こうした場面の中で実感しています。
車のディーラーという仕事の醍醐味を伺うと、やはり「お客様のライフスタイルに合わせた提案ができたとき」にあるといいます。
例えば、アルファードに憧れを持って来店いただいたお客様、でも予算が届かないというケースがありました。そのお客様には、ヴォクシーの新車という選択肢を提案いたしました。ヴォクシーは多人数乗車に対応しながら、低燃費と走行性能を兼ね備えたファミリー層に適したMクラスミニバンであり、資産価値が落ちにくい点も特長です。将来的にアルファードへ乗り換えていただくことも見据えた提案として、納得し喜んでいただけました。
一台の愛車を長く大切に乗り続けたいという価値観もあれば、ライフステージに合わせて車を乗り換え、暮らしとともにステップアップしていきたいという考え方もあります。
そうした多様な価値観に寄り添い、それぞれにとっての最適なメリットを丁寧に提案していくことも、この仕事の大切な役割です。
私たちは、経営や商いの本質を、単に「物を届けること」にあるとは考えていません。
目指しているのは、お客様一人ひとりの幸せに向き合い、その実現に寄与していくことです。
その本質を丁寧に追求し続けた先に、お客様の喜びや信頼が生まれ、結果として私たちの営みも支えられていく。そのような循環こそが、あるべき姿であると捉えています。
現在建設中の佐元工務店新社屋について話が及ぶと、弊社社長はその構想をこう語りました。
「2階に事務所機能を集約し、1階にはグリーンショップや多目的スペースを設け、災害時には一時避難場所としても活用できる、地域に開かれたコミュニケーションの場にしたいと考えています。完成の際は、ぜひ遊びにいらしてください」
この言葉に、同じく地域密着型の店舗展開を行ってきた守川さん坂本さんのお二人も深くうなずき、
「私たちが目指すところもそのような場所です。ぜひ勉強させてください」と応じていただきました。
地域に根ざし、人が集う場をつくりたいという想いが、両者の間で共有された印象的なひとときとなりました。
今回の移転で佐元工務店はトヨタネッツ仙台遠見塚店様とは同じ国道4号線沿いになり、ますます近くなります。お互いに地域貢献への使命を感じ合いながら、地域活性化の一助となることができれば、こんなにうれしいことはありません。
インタビューの最後におすすめの車をお聞きしました。すると、お二人とも声を揃えてbZ4x(ビーズィーフォーエックス)の名前を上げてくださいました。
bZ4xは大容量バッテリーと高効率なモーターを採用し、最大746kmの航続距離(WLTCモード)を達成した次世代BEV SUVです。
「充電性能がかなり良くなっていて、10%から80%までが約28分でできるんです。さらに4WDだと、0-100km/h加速が4.5秒と、走りもかなりパワフルです。しかも価格も400万円台からと、実質的には値下げされていますし、補助金も利用できます。
電気自動車だからこそ実現できた低重心と安定感があって、室内空間もすごく広く感じられます。
日常での取り回しもしやすいので、普段使いにもぴったりですね。
これからのスタンダードとして、今いちばんおすすめしたい一台です。」
未来を感じさせるシャープな造形と、SUVならではの力強さが融合したスタイリッシュなデザイン。
環境意識の高い層はもちろん、その洗練されたかっこよさや遊び心に惹かれてこの車を選ぶ方もいらっしゃるでしょう。
電気自動車が特別な存在ではなく、ひとつのスタンダードへと移り変わっていく。
その入口には、性能や機能だけでなく、人の心を動かす“フック”がいくつも用意されているのだと感じさせてくれました。
こうした流れは、住まいのあり方にも少しずつ影響を与えています。
弊社でも新築物件にはEVコンセントを標準装備とし、断熱・耐震性能を高める技術で、これからの暮らしに寄り添う準備を進めています。車と住まい。どちらも、これからの時代を静かに映し始めているのかもしれません。
車が欠かせない仙台という街で、人々の暮らしに寄り添い続け、長く愛されてきたネッツトヨタ仙台さん。そこにはただ車を売るだけではない、いくつもの物語がありました。
誰かの新しい一歩に寄り添い、ときには人生の節目に立ち会いながら、静かに日常を支えている。
お客様一人ひとりの「幸せ」に向き合い、そのかたちを探し続け、届けていくこと。
その積み重ねこそが、業種こそ違え、私たちの仕事の本質でもあると、あらためて実感しました。
このたびは取材のご協力 ありがとうございました。
ネッツトヨタ仙台
https://www.netz-sendai.jp/
ネッツトヨタ仙台遠見塚店