佐元工務店

この地で活きる ─ 仙台で輝く企業・人 ─
vol.2 仙台から発信する教育改革
アクロバットが育む「未来志向」の子どもたち

2026年03月23日

この地で活きる ─ 仙台で輝く企業・人 ─ vol.2
仙台から発信する教育改革 アクロバットが育む「未来志向」の子どもたち

こんにちは 佐元工務店です。
弊社は「この地に根差し この地を愛し この地で活きる」をミッションに掲げております。

宮城・仙台でのくらしをより豊かなものにするために、この地で輝きを放っている企業や活躍されている人物にお話を聞き、その魅力を探る連載コラム「この地で活きる〜仙台で輝く企業・人〜」

私たちが考える「豊かな暮らし」とは、単なるハードウェアとしての住宅ではありません。
その基盤となるのは、次世代を担う子供たちが健やかに、そして意欲的に育つ「環境」の充実です。

連載コラム「この地で活きる」第2弾では、仙台市若林区卸町に拠点を構えるアクロバットスタジオ「CRAZY・TOY・ BOX(クレイジートイボックス)」を取材。

そこには、地域の活気を生み出すための、合理的かつ先進的な教育哲学がありました。

以前はデニムショップだったという外観はストリートダンスを彷彿とさせる雰囲気も相まってとてもお洒落

 

今回訪れたのは仙台市若林区卸町にあるアクロバットスタジオ CRAZY・TOY・ BOX(クレイジートイボックス)さん。
仙台市地下鉄東西線「卸町駅」から徒歩5分、お洒落な外観が目印です。

ここは幼児低学年の体操教室からバク転宙返りといったアクロバットまで、子どもも大人もレベルに合わせたレッスンが受けられるアクロバットスタジオ。

アクロバットと聞くとちょっと怖さや難しさを感じてしまうかもしれませんが、エアトランポリンやエアトラックといった弾性のあるマットを使って恐怖心や怪我のリスクを軽減しながら練習ができるのが特徴で、初心者はもちろん、ブレイクダンス、トリッキング、チアリーディングにアクロバットの技を取り入れたいという方のクラスやグループレッスンもあります。

元気で前向きなオーラが内から輝いているような
CRAZY・TOY・ BOX代表 髙橋知恵さん

 

過去の修正か、未来の創造か。フィードフォワードが変える成長速度

お話をお聞きしたのは CRAZY・TOY・ BOX代表 髙橋知恵さん。

体操をやっていたお母さんの影響で、幼いころから体操をはじめ、小、中、高校、大学と14年間の体操競技歴があります。
大学途中で体操競技から身を引き地元仙台に帰ってきてからは、スポーツクラブのインストラクターや戦隊ヒーローショーなど体操の経験を活かした指導やアクロバティックな動きを活かす仕事をしていました。

そんな知恵さんに高校時代の恩師が、社会人の体操競技大会に出てみることを勧めてくれたそうです。アテネオリンピックの影響もあり体操競技が盛り上がりをみせていた時期でもありました。その大会では練習から演技の瞬間まで、14年間やってきた体操を初めて「楽しい!」と感じることができたのだそうです。

練習に練習を重ねてぎりぎりまで自分を磨き、張り詰めた緊張感の中で完璧な演技を目指す競技の世界。

そこから1歩引き、肩の力を抜いた時に初めて楽しむ気持ちが解放されたのかもしれません。

やらなきゃいけない、続けなきゃいけない、厳しいのが当然だった練習も、次の練習が楽しみで早く行きたいものに変わりました。「こんな気持ちで続けていけたら、どんなに技術も伸びたんだろう?」そんな思いが芽生えていました。

14年間にわたる体操競技生活の中で、常に「過去のミスを修正する」というフィードバック型の指導の中にいた知恵さん。しかし、競技の第一線を退いた後に経験した「楽しさ」こそが、能力を爆発的に伸長させる真の原動力であることを確信したのです。

 

人に元気を与える チアリーディングとの出会い

指導する側としても楽しさを大切にすることを意識していたある日、当時宮城県初のプロバスケットチームとして発足した「仙台89ERS(エイティナイナーズ)」のチア体験会参加者募集のチラシがスポーツクラブに掲示されました。 興味を持ったクラブの会員さんから誘われた知恵さんは、付き添いのような気持ちで参加することに。それがチアリーディングとの出会いでした。

自分たちの演技で誰かを楽しませ、元気にして応援するというチアの世界は魅力的で、知恵さんが体操で培ってきた技、いわゆるアクロバットをチアの演技に取り入れたい、教えてほしいという人たちが多くいました。

それをきっかけに自らも演じながら、チアインストラクターとしても活動を開始していきます。やはりそこでも演じる自分たちが楽しくないと見ている人を楽しませられないという思いも深めます。

エアトランポリンを使って楽しくスタート、難しい技にも挑戦できるスタジオ

 

エアトランポリンを使って楽しくスタート、難しい技にも挑戦できるスタジオ

体操、チアリーディングのインストラクターとして活動しながら、プライベートでは結婚、出産を経て2人目のお子さんが2歳の時に自分のスタジオを立ち上げます。

CRAZYー夢中になる
TOYBOXー楽しさ・夢・希望がたくさんつまったおもちゃ箱。

そんな理念ともいえる意味が込められたスタジオでは、まずはやわらかいエアトランポリンで楽しく、スモールステップの“できる”を重ね、できるからうれしい!楽しい! 楽しいから夢中で続ける。続けるからうまくなる。そんな好循環が生まれています。
そこには「フィードフォワード」という考え方がベースにあります。過去の失敗や現状の分析ではなく、未来の目標達成に向けたアイデアに焦点を当てて課題を解決していく手法です。出来ない部分を矯正していくのではなく、「どうすればできるか」「次にどうすればうまくいくか」を一緒に考えていく指導法は、レッスンを受ける側の主体性やモチベーションもアップします。
時に自信を無くしてしまっても、スタジオに来ただけで〇(マル)!「待ってたよ~!」と明るい知恵先生の声が迎えてくれます。

また、CRAZY・TOY・ BOXでは毎年の発表会のほかにも、地域のイベントや、よさこい祭りなどのダンスイベントに参加して演技を披露しています。地域の応援団として元気を与える役割も果たしながら、メンバーにとっては地域や人とのコミュニケーションを学ぶ場でもあり、それが演技の表現にもつながっていきます。

地域社会との接点を持つことで、子供たちは「自分の力が誰かの元気になる」という実感を持ち、社会性の獲得という非認知能力の向上に繋がっています。

10周年を迎えスタジオを現在の卸町に一新した現在も理念は変わりません。

 

 

座右の銘は【努力よりも夢中!】

練習に夢中になれるスタジオを目指していますが、これは単なる精神論ではありません。

「やらされている努力」はエネルギーを消耗させますが、「夢中」は自己増殖的な成長を促します。この心理的安全性が確保された環境こそが、仙台という地域において、子供たちが自分自身の可能性を信じるための原点となっているのです。

このスタジオに長く通っている子の中には、いずれはこのスタジオで働きたいと言う子もいます。次の指導者の育成も視野にいれながら、次の10年もさらに次の10年も、また夢中で走っていくのでしょう。

女性誌LEEにも「ワーママが子どもに通わせたい習い事特集」で取り上げられていました!

 

取材を終えて

CRAZY・TOY・ BOXさんでは楽しさが生み出す好循環が生まれていました。そこにあったのは「フィードフォワード」の実践です。

弊社もフィードフォワードの考え方を取り入れた朝礼改革をおこないました。朝礼の場で社員一人ひとりが社の新しいミッションに対し「これからどうしたいか」「どんな工夫ができるか」を発信し、それに対し賞賛やポジティブなフィードバックをする機会を設けています。

建設的な意見交換を交わすことで、一人ひとりが自ら考え行動する自律的な組織文化を目指しています。

地域の教育現場と、地域の住まいづくりを担う企業。
分野は違えど、私たちは「未来への可能性」に投資し続けるという一点において、強い共鳴を感じています。
仙台・宮城の未来を、私たちはこれからも「攻めの姿勢」で支え続けます。

未来をポジティブに楽しむパワーで、ともに新しい未来を描いていきましょう!
このたびは取材のご協力ありがとうございました。

 

CRAZY・TOY・ BOXホームページ
https://crazytoybox.jp/

CRAZY・TOY・ BOXインスタグラム
https://www.instagram.com/crazy_toy_box_/

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